失われた民主主義―メンバーシップからマネージメントへ

必読。 ソーシャルキャピタル、地域コミュニティといった方面に関心を持たれている方にぜひお薦めしたい。 コミュニティについて語るとき、今もっとも参照されるのはロバート・D・パットナムによる「ソーシャル・キャピタル」の考え方だろう(『孤独なボウリング―米国コミュニ 続き …

ゲームニクスとは何か―日本発、世界基準のものづくり法則

主題で「何か」と問い、答えを抜き出したのが副題になっている。 本書のポイントをついた副題なので、これを下の方から読み解いてみよう。 まずは「法則」だ。 サイトウ・アキヒロさんは本書で、日本のゲーム作りの裏にあった経験則を言語化し、「法則」として普遍的に記述しよ 続き …

ひきこもりの<ゴール>―「就労」でもなく「対人関係」でもなく

「就労」でもなく「対人関係」でもなく、とある。 逆に言えば従来のひきこもりの出口は、「就労」あるいは「対人関係」におかれていたということになるんだろうね。そのあたりの社会的文脈を、石川良子さんはこんな風に振り返っている。 まず、ひきこもりが新聞にとりあげられる 続き …

自由に生きるとはどういうことか―戦後日本社会論

「戦後日本社会論」か。 じゃあ、まずは橋本努さんが戦後の日本社会をどのように論じているかをまとめてみよう。「はじめに」で、書籍の内容をほとんどすべてかいつまんでくれている。本書を手にとった人も、まずはそこをざっと読んでおくと理解が早いだろうね。 さて。まずは敗 続き …