笑いの現場―ひょうきん族前夜からM-1まで
この本を手にとってみようと思ったのは、舞台『悩み多き者よ』を見たからだった。ラサール石井さんプロデュースのその公演は、たまたま人間ドックで同席した中年男3人が、互いが同級生(同い年)だと知ったことから交友を深める様子を描く。 理屈屋がいて、愛人を持つ人がいて、 続き …
丹波市議会議員/雑文家
この本を手にとってみようと思ったのは、舞台『悩み多き者よ』を見たからだった。ラサール石井さんプロデュースのその公演は、たまたま人間ドックで同席した中年男3人が、互いが同級生(同い年)だと知ったことから交友を深める様子を描く。 理屈屋がいて、愛人を持つ人がいて、 続き …
何度かテレビカメラの前に立ったことがある。 「カメラ目線ですか」「いえ自然な様子で」というわけで、あえてテレビカメラを見ないようにしてしゃべる、ところが、テレビカメラのある風景を普通に考えれば、むしろカメラが気になってそちらを見るほうが自然だったりする。とする 続き …
そう、知的財産権というと今この時代のテーマであるけれど、それは18世紀にも闘争になっていた、古いテーマだったのだ。 山田奨治さんは、18世紀に行われた「永久コピーライト闘争」をじっくりと追う。そこに見られるのは、現代に起こってもまったく不思議ではない、既得権益 続き …