22万円の市長椅子と新庁舎問題の先送り

 この9月議会ではなんだかもやっとする案件が2つ。  ひとつは、令和4年度に市長と副市長が執務用に購入した226,600円の椅子の話。もう一つは、市長公約「新庁舎凍結」に関連し、この度「庁舎整備事業基金」への積み立てを再開したという話。 普通の感覚からすると高 続き …

一部事務組合の協議と議会の議決そして教育委員会の意見

 以前「丹波少年自然の家のこれから」で述べた、丹波少年自然の家の行方がようやく固まってきました。 ・議案56号 丹波少年自然の家事務組合の解散に係る協議・議案57号 丹波少年自然の家事務組合の解散に伴う財産処分に係る協議・議案58号 丹波少年自然の家事務組合規 続き …

臨時財政対策債は「禁じ手」か

 以前、「減収補填特例交付金」について「地方特例交付金(減収補填特例交付金)と減収補填債」で紹介しました。  地方自治体の財源不足に関連して、今回は「臨時財政対策債」について取り上げましょう。  最初に簡単に説明しておくと、臨時財政対策債とは、地方自治体が、財 続き …

地方特例交付金(減収補填特例交付金)と減収補填債

 9月議会に提案される補正予算では、国からの交付額が決まった結果、組まれる補正項目もあります。  今回はそのうち「減収補填特例交付金」を取り上げます。 そもそも地方特例交付金とは何か?  今回の補正予算では、当初予算段階で5,200万円で上げていた「地方特例交 続き …

予定価格と最低制限価格を決める-入札制度の話(2)

 入札制度についてのお話。後編です。  丹波市が仕事を発注するときの契約の方法は、次の3種類と先に述べました。  前回の「随意契約とプロポーザル方式-入札制度の話(1)」で、このうち「随意契約」について紹介しました。  今回は、競争入札について。 指名競争入札 続き …