見どころの少ない(?)2020年度予算

 3月議会当初に提案された2020年度一般会計予算は336億円。防災行政無線やミルネといった大型事業が完了したため、前年度比15億円の減となっています。丹波市の規模だと、320億円程度が標準的ですので、あともうひと頑張りですね。

 もっとも全体的には見どころが無く、丹波市をどう動かしたいか、というパワーが足りない印象です。
 そんななかからぼくなりに気になるテーマで注目してピックアップ。

災間時代への備え

 災害に関しては、東南海地震を見据えた「プレ大災害時代」という見方をしなくてはいけないと考えています。そうした視点から、地域での被害はもちろんですが、南部からの避難者の受け入れ体制も整える必要がある。
 今回は避難所用の資材購入が予算にあがりました。

・災害関係資機材整備 219万円

 避難所でのパーティション導入などにより、関連死のような二次災害を発生させないための資機材整備です。
 ただ、整備の考え方として、「旧6町ごとに1つ」といった、実際の被害想定とは関係ない基準が入っています。こうしたところは、別途準備されているハザードマップと併せて改善すべきでしょうね。

・防災マップ作成事業 943万円

 これがそうです。来年の6月頃の配布を目指して、千年に1度の河川災害を前提とした被害想定などが地図にされて、各戸に配布されます。
 危険想定区域などは「兵庫県CGハザードマップ」にあるようにデータ化されているので、本来、こうしたデータを地図システムに読み込み、被害世帯がどのくらいあるかといったことを確認して、避難所計画などを作成する必要があります。

環境問題へのコミットメント

 地球温暖化など、地球環境保全に丹波市としてどう取り組むか。基本としてはSDGsにコミットメントすることかなと思います。

・ごみカレンダー・分別アプリの配信 35万円
・食べきり運動協力店を通じた食品ロス削減 31万7千円

 ゴミやムダをどう減らすか、意味のある取り組みと考えます。丹波市も力を入れるべき分野。ゴミ袋が県内でも高いという記事もありますが、個人的には、ぼくたち市民はむしろそれを誇りにして、ごみ減量に取り組みたいと考えています。
 せっかくだから「循環型社会」を目指すというしっかりした視点のもとで、総合的に取り組んでもらいたいし、そういうメッセージを発信してもらいたいです。

・森林環境譲与税活用事業 6,677万円

 新たな財源として期待される「森林環境譲与税」。最終的には1億円を超える金額が国から交付される予定です。それをどう活用するか。
 丹波の森を抱える丹波市ならではの分野です。現在のところ、森林組合等が行う間伐作業への補助が中心。今回の議会の条例にあったように 2,600万円は後年度のために基金に積み立てる計画です。

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