新実存主義

 ドイツの哲学者、マルクス・ガブリエルの著作。『なぜ世界は存在しないのか』で一躍有名になりました。  前著で「世界」をとりあげたガブリエルが『新実存主義』で取り上げるのは「心」。正直、ぼくにとって彼の文章はすっきり筋が通っているとは思えず難渋しました。  それ 続き …

列への割り込みはなぜいけない?-自由をめぐる個人と社会の複雑なカンケイ―

動画『小橋昭彦に聞いてみよう!」第6弾。 今回は、「列への割り込み」を題材に、「自由」を巡る政治哲学の観点から解いてみました。 まずは列を作るという現象とより良い列へのアプローチを、社会契約論や功利主義っていう、よく聞く概念をもとに説明。その後、「リバタリアニ 続き …

議案撤回―市長権限をめぐる混乱―

 12月議会に提案されていた議案が一件、撤回されました。条例案の条文に疑義が生じたため撤回されるもの。  前市政における議案撤回の多さを批判されていた新市長にとっては忸怩たるところかと推察します。条例案を法令審査会で検討されたのは前市政時代ではありますけれども 続き …

電子マネーは物品か?論争

 「市の財産の分類とその設置及び廃止」で、市の財産の分類についてご紹介しました。  財産はまず大きく公有財産(不動産)とそれ以外(物品、債券、基金)に分かれるのでしたね。  少し関連して、先の9月議会であった議論を紹介します。興味深い論点でした。 「動産」の売 続き …

地方債と充当率そして交付税措置-将来負担を少なくする工夫-

 12月議会に提出されている補正予算に関連して、補足的な話をもう少し。  地方自治体の借金である「地方債」ってよく聞きますね。いわば自治体の借金で、財政の健全性と大きく関係する項目です。そのあたりの話を。 財政の健全性を示す指標  財政の健全化をはかる指標のう 続き …

繰越明許費そして債務負担行為

 12月補正予算の解説の続き、少し補足的なことを。  自治体の予算決算を審査していると、見慣れない用語に出会います。  ぼくが議員になって最初に見た予算書は4年前、12月議会での補正予算です。当時、「繰越明許費」と「債務負担行為」という言葉を見て「何?」と思っ 続き …

コロナ対策他12月補正予算はこうなっている

 12月議会に提出されている補正予算を紹介します。一般会計で1億円あまりの補正です。  まずはコロナ対策関連から。 新型コロナウイルス感染症対策関連の補正の内容 ・ひとり親世帯への経済的支援 4,985万円  ひとり親世帯に5万円、第2子以降がいらっしゃる場合 続き …

113回12月議会議案総解説

 その他、12月議会に提出されている議案を紹介します。 議案111号 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更  北播磨清掃事務組合が脱退し、市川町外三ケ市町共有財産事務組合が加入することに伴う変更です。前者は西脇市、多可町と 続き …

市の財産の分類とその設置及び廃止

 「議会選出監査委員は必要か?」「指定管理者制度について考える」に続いて、12月議会に提出されている議案から、市の財産に関するものを取りあげます。 市の財産の分類  前提として、市の財産はどのような区分になっているかというと、次の図のように整理されます。  市 続き …

指定管理者制度について考える

 この12月議会に提出されている議案の紹介、今回は指定管理者制度について。というのは16施設(議案)と今回多く出てきているのです。  この機会にまとめておこうかと。 指定管理者制度って何?  指定管理者制度というのは、公の施設の管理運営に民間ノウハウを導入する 続き …