6月議会補正予算を読む

 さて、6月議会に出された補正予算についても見ておきましょう。2億2,379万円の補正で、当初予算と合わせて年間予算は353億2,379万円となります。

来年4月6日に市役所の窓口移転があります

 今年度中に契約を済ませるものの実際の支出は来年度を見込む「債務負担行為」として、1,219万円が上がっています。

 支所等の移転費用です。移転作業のために土曜・日曜を利用したいということで、新しい場所での業務開始を2020年4月6日(月)とする予定です。予算執行が来年度になるため、債務負担行為にあげられています。
 この予算に関連する移設部署は、ざっと以下のところです。

福祉部と子育て支援課を氷上保健センターへ
現在氷上保健センターに入っている健康部は今年度中にミルネに移ります。そこに、現在春日庁舎の福祉部と山南支所の教育委員会のもとにあった子育て支援課を入れる計画です。
水道部を春日庁舎の3階へ
福祉部が移動して余裕ができますので、水道部を春日庁舎に移し、下水道部と統合します。水道お客様センターは春日庁舎3階になります。
観光拠点整備室と観光課を春日庁舎へ
現在山南庁舎に入っている観光課等を春日庁舎に移します。観光は春日庁舎にある産業経済部の業務なので、同じところの方がいいですね。なお恐竜課は「ちーたんの館」のままです。
柏原支所を柏原住民センターへ
柏原関連については別の投稿でご紹介します。

丹波おばあちゃんの里にテコ入れなど

 観光振興関連では、大河ドラマでのにぎわいが期待される春日地域を中心にテコ入れがされます。
 「これからの丹波市の姿」で触れたように、丹波市を近畿圏の観光の中心と考えた時に春日インター周辺の充実は欠かせません。大河ドラマと関係なく長い目で見ても必要な事業でしょう。

  • 道の駅丹波おばあちゃんの里再整備基本計画策定業務 400万円
    道の駅は丹波市の玄関口です。それにふさわしいあり方としてどのように整備していけば良いかのプランを複数案作成するもの。不足気味の駐車場の拡張、観光案内所の設置、丹波竜をイメージした大型遊具、フードコートだけでなくレストランの併設、農産物直売施設の拡張、各施設間に屋根設置などの検討を進めるとのこと。
  • 大河ドラマを活かした観光推進事業 577万円
    興善寺駐車場の整備などが予定されています。
  • ちーたんの館に新しいレプリカ 354万円
    丹波竜近くの地層からは卵化石が発見されています。何種類かあり、これも重要な発見です。そして卵化石と言えばオヴィラプトル、名前の由来は「卵泥棒」。当初、卵化石のそばで骨格化石がな名前をつけられた恐竜ですが、本当は卵を温めていたという、世紀の発見でした。当初予算550万円でそのレプリカを作成予定でしたが、今回増額して、卵のある台座部分も作成する予定です。

 ちーたんの館、好調です。全国の恐竜発見地の中で特色を持たせていくとすれば、「卵」に着目するのは面白いですね。今後の恐竜を活かした観光振興の軸として考えていっていいかもしれません。鶏卵って丹波市の特産のひとつでもありますし(^^)。

その他の目玉事業

 その他では次のような予算が目につきました。

  • ブロック塀の安全対策
    八幡神社そばの市同協の建物脇のブロック塀のフェンス化(442万円)、同じく八幡神社そばの観光トイレ横のブロック塀もフェンス化(248万円)、市営団地ブロック塀(岩本団地で改修、牛河内団地で撤去)など対策が進められます。
  • 農業用ハウス強靭化緊急対策事業補助金 570万円
    ハウスの補強などを支援します。
  • 中学校統合準備事業 1,423万円
    山南中学校の基本計画策定などです。施設規模や配置、既存施設の利活用の検討、あるいは関係者の合意形成などが必要なため、基本設計に入る前にまずは基本計画からということです。
  • 文化財関連
    県指定文化財となっている新井神社本殿(市の補助分124万円)、青垣の旧朝倉家住宅の屋根葺き替え(1,255万円・半額は県負担)が予定されています。
  • 重点ため池のハザードマップ 297万円
    このうち県からの補助が270万円あります。

 また、氷上町美方では県が100%補助する「針葉樹林と広葉樹林の混交林整備事業」が、山南町久下では県が3分の2を補助する地域づくり事業(358万円)が予定されています。

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