わたしたち消費―カーニヴァル化する社会の巨大ビジネス
副題にある「カーニヴァル化」というのは、鈴木謙介さんが前著『カーニヴァル化する社会』で指摘した、現代の若者は「瞬間的な盛り上がり(カーニヴァル)」に生きているとする議論をふまえている。 カーニヴァルにはサイクルがある。 なんかネタはないかなあと探す「模索期」、 続き …
社会起業家/雑文家
副題にある「カーニヴァル化」というのは、鈴木謙介さんが前著『カーニヴァル化する社会』で指摘した、現代の若者は「瞬間的な盛り上がり(カーニヴァル)」に生きているとする議論をふまえている。 カーニヴァルにはサイクルがある。 なんかネタはないかなあと探す「模索期」、 続き …
主題で「何か」と問い、答えを抜き出したのが副題になっている。 本書のポイントをついた副題なので、これを下の方から読み解いてみよう。 まずは「法則」だ。 サイトウ・アキヒロさんは本書で、日本のゲーム作りの裏にあった経験則を言語化し、「法則」として普遍的に記述しよ 続き …
「戦後日本社会論」か。 じゃあ、まずは橋本努さんが戦後の日本社会をどのように論じているかをまとめてみよう。「はじめに」で、書籍の内容をほとんどすべてかいつまんでくれている。本書を手にとった人も、まずはそこをざっと読んでおくと理解が早いだろうね。 さて。まずは敗 続き …