丹波地域の地域づくりの系譜

以下は、兵庫県丹波地域(特に丹波市を中心に)における地域づくりの系譜をまとめたスライド資料です。 市民活動の歴史については、以前「平成の丹波地域を振り返る(1)」「平成の丹波地域を振り返る(2)」としてご紹介しました。また、個人史を重ねる形で、「2010年前後 続き …

「自己肯定感」はいつから使われ始めたか

 2月4日(土)の午後、「自己肯定感とこどもの権利」を副題とするシンポジウムを、市議会の委員会主催で行います。 ぜひ、皆さんいらしてくださいね。  自己肯定感(Self-Esteem)という言葉を、教育とからめてぼくが明確に意識したのは、2005年4月号『日経 続き …

丹波市における起業支援環境の課題

 「新しい資本主義と兵庫県のAI未来予測」で、国の政策と兵庫県の起業支援政策の背景について述べました。  丹波市にとってヒントになる点は何でしょうか? 社会課題を起業支援につなげる  先の投稿で、「社会課題」と結びつけた起業に期待がかかっていると紹介しました。 続き …

新しい資本主義と兵庫県のAI未来予測

 内閣府から『経済財政運営と改革の基本方針2022』の原案が示されました。いわゆる骨太方針と呼ばれるものです(「令和4年第7回経済財政諮問会議」参照)。  詳細はここでは触れませんが、新しい資本主義に向けた改革として、次の5つの重点分野が述べられています。 人 続き …

高校生それぞれの…

 先日は母校に応援講師として呼ばれて、いってきました。 1年生の全生徒が6人程度ずつのグループに分かれて、研究実践するという授業。今回は15名ばかりの社会人先輩が、各自3~4グループを担当して支援するという、1コマの授業でした。  わずか50分という短い時間で 続き …

丹波市コロナ対策補正予算、第2弾!

 新型コロナウイルス感染症、長丁場になりそうだなと心配するこの頃。  話題の定額給付金は、6月17日段階で丹波市の場合、オンライン申請554件、郵送申請24,431件と申請率96.0%。給付率も95.5%と進みました。  図書館などの施設についても利用制限が残 続き …

ポストコロナにおける自治体の「新常態」

 緊急事態宣言が解除され、徐々に日常を取り戻しつつある今。  第二波への警戒を怠ることなく、市民には「新しい生活様式」が求められています。今回の経験を通して、社会や世界のあり方が変わりつつあるとも言われます。  現在も緊急的な支援を必要とされている企業なり市民 続き …

多様性の時代を生きるということ~そのパラドクスを乗り越えて~

 このところ「多様性」をめぐっての議論が盛り上がって(?)いますね。  安倍首相が10月4日の第200回国会における所信表明で「新しい時代の日本に求められるのは、多様性であります」とその重要性に触れたこと。  あるいはラグビー日本代表の快進撃、多国籍のメンバー 続き …

SDGsのある丹波市の未来

 この9月議会、丹波市議会にとって初めての日曜議会が開催されます。  当日は各会派からの代表質問として5会派の議員が壇上に立ち、市政を問い質します。ぼくが所属する丹新会では、吉積議員が質問に立ちます(肩書上の代表が質問する必要は無く、誰が質問するかは会派の届け 続き …

農民の権利としての「種子」

 「種子法をめぐる議論沸騰」で、主要農作物種子法廃止に関する請願の審査についてご紹介しました。実はあの請願、その後請願者から一部修正したいとの理由で取り下げられました(これもまた異例のことです)。  その後あらためて請願したいと相談があり、今度はぼくも紹介議員 続き …