未来への3つのタネ

(柏原ロータリークラブ 卓話 2019年4月12日)  平成の時代は、丹波地域にとって暗い時代でした。災害も続きましたが、なにより地域から人が消えていった。  未来に夢を持てた昭和時代は「ホロンピア88」(昭和63年)のにぎわいとともに終わりました。バブル景気 続き …

ナイトタイム・エコノミー考

先の週末は、議案研究を早めに済ませて、北陸方面に視察に出かけました。 目的のひとつが、日本三大朝市のうちの二つを見ること。日本三大朝市というのは、千葉県勝浦の「勝浦朝市」、石川県輪島の「輪島朝市」、そして飛騨高山の朝市(「宮川朝市」「陣屋前朝市」)です。 名神 続き …

市民の誇りを~氷上回廊保全条例

丹波市には本州でもっとも低い中央分水界「水分れ」があります。石生の水分れ資料館には海面が上昇した時の日本列島をシミュレーションできる模型があって、水面が100メートル上昇すると、丹波市を中心に南北に海峡ができる様子を目にすることができます。 100メートル、神 続き …

「丹波三宝」をめぐって

丹波地域の秋はイベント目白押し。10月28日は、そんなイベントをはしごさせていただきました。 午前中は、薬草薬樹公園での「漢方の里まつり」で、同じ会派の仲間と「丹新カフェ」。議員が人の集まるところに出かけていってお話を伺う取り組みです。この日は小学生が来てくれ 続き …

これからの丹波市の姿

九月議会が始まりました。 台風の接近に伴い、定例会2日目、3日目を延期し、一般質問は今日と明日の2日間で行うことになりました。 ぼくは明日の午後一番の予定です。今回は、丹波市の将来像について、都市構造、生活圏、観光の3つの観点から質問します。 先にご紹介してお 続き …

平成の丹波地域を振り返る(2)

(前回「平成の丹波地域を振り返る(1)」から続きます) 軌道に乗った市民活動 ぼくは、平成十四年(2002年)に丹波市にUターンしました。 Uターンと前後して、ぼくは地元の経営者とともに「シフトアップかすが」という地域情報化を進めるプロジェクトを始めたり(平成 続き …

平成の丹波地域を振り返る(1)

平成が終わります。 丹波地域にとって平成時代とはどういう時代だったのでしょうか。 残念ながら、ぼくはそのすべてを実体験として知っているわけではありません(前半三分の一は帰郷前でした)。それでもお許しいただいてぼくなりの視点でこの平成時代を振り返るなら、丹波地域 続き …

強みを生かした健康まちづくり

前回「健康まちづくりの基本方針が必要では?」で、健康まちづくり基本方針の必要性を感じる背景について説明しました。 そして、その基本方針は、総合的なものではなく「エッジを立てた基本方針」であるべきと指摘しました。 では、そのエッジの手がかりとなるのはどのような方 続き …

健康まちづくりの基本方針が必要では

この先50年の丹波市のことを考えています。 確実に進行する人口減少と高齢化のもと、このまちはどうあるべきでしょうか。いくつか切口を持っているのですが、答えを出したかった一つが、「統合新病院をどう生かすか」です。 高齢化する社会にあって、健康と福祉が基盤的なテー 続き …

チャレンジを応援するということ

前回ご報告の通り、4月17日から18日にかけて、行政視察に出かけてきました。 「つながり」を生み出す仕組み 最初に訪れたのは『ウィズあかし』です。昨年から、生涯学習、男女共同参画、市民活動支援の3つの機能を一括して、一般財団法人明石コミュニティ創造協会に委託管 続き …