答弁から再質問へ~ここからが勝負!?

さて。一般質問に対して執行部が作成した答弁書。 議員がその内容を知ることができるのは、当日本会議での質問を終え、質問者席に着いたときです。 答弁原稿が、質問者席の隅に印刷して置かれています。これをおもむろに手に取って、目を通しつつ答弁を聞きます。(当人以外の議 続き …

一般質問の組み立て方~マーケティングとイノベーション解題

再質問の話に入る前に、一般質問についてもう少し。 ときに「議員は市政のチェックが仕事だからやりたいことを実現できないのでは」という質問をいただくのですが、ぼくはそう思いません。 一般質問を通して、やりたいこと(公約)を実現することができると考えています。 ぼく 続き …

質問から答弁へ、1月の石段の風景とともに

前回の「いない相手に向けて質問をする」に関連して、質問を演壇からしないという自治体もあると聞いたので、調べてみました。 丹波市のような方式をとっている自治体は約3割、また約2割は最初は演壇、再質問からは自席で行うスタイルだそうです。これも同様と考えれば、およそ 続き …

いない相手に向けて質問する

1カ月とは早いもので、12月定例会を1月19日に終えて、気づけば2月24日に開会する3月定例会が迫っています。 新人議員の間では、次の定例会での一般質問に向けた会話が飛び交っています。なかにはすでに草稿を仕上げている人もいて。ぼくも少々焦ってきました。 さて、 続き …

議会では「事件」が起こっている!

今回の「議会では『事件』が起こっている!」というタイトル、釣りじゃないんです。といって、誰も殺されていませんし、窃盗があったわけでもありません、もちろん。 ぼくも驚いたのですが、初議会最終日、本会議を閉じるにあたっての議長の言葉です。 「本定例会に付された事件 続き …

議会は一般質問がおもしろい! かもしれない(^^

いよいよ一般質問が始まりました。「不確実な未来に向けて『質問』をする」でも書いたように、議員それぞれが自分のテーマで市政への質問を投げかけます。 通常の議会活動は、議案審議にしろ所管事務調査にしろ、市からの提案なり事業内容なりがあった上でのことです。したがって 続き …

「ぎうん」って何だ?

昨日は「議会運営委員会」がありました。通称「ぎうん」です。 「総務」「産業建設」「民生」という3つの専門に分かれた常任委員会以外に、もう一つ常設されている委員会です。 構成メンバーは7名。「それぞれの委員会選び」で触れたとおり、3つの常任委員会及び会派のバラン 続き …

議案審査だけではない、市議会の重要な役割

さて、今回は委員会の様子についてお知らせしましょう。 委員会制度については「それぞれの委員会選び」でも書きましたが、もう一度おさらいしておくと、議長を除く19人の議員がそれぞれ「総務常任委員会」「民生常任委員会」「産業建設常任委員会」に分かれて、本会議からの付 続き …

2010年前後の丹波市で起こったこと、私的雑感

昨日の投稿に関して、少し補足を。 引用した2014年1月の投稿で、途中、ティッピングポイントという表現をしています。徐々に動いていたものごとが、ある境界を超えて急激に大きな動きとなるポイントのことです。市内における市民主導の活動が、ティッピングポイントを超えて 続き …

生物進化も、地域づくりも、多様性がキモになる

誕生日も過ぎて、52歳になりました。ソーシャルメディア上では誕生日を隠すことにしたのでSNS上でのお祭り(笑)もなく、家族及びごくごく親しい人からだけお祝いのメッセージをいただき、しっとり一日を過ごしました。 さて。新年最初の投稿となります。あけましておめでと 続き …