丹波市は「寛容」なまちであった!

昨日は、この地域で長く農業振興に携わってきた方とお話をさせていただきました。

その方が、「丹波市は結構、新しい人を受け入れるまちだ」とおっしゃっていて、それがとても印象的でした。「田舎って閉鎖的」ってよく言われるけど、丹波市はそうではない、という言葉を、こうして長く地域と関わってこられてきた方からうかがえたのは、あらためて、ぼくにこのまちの可能性を信じさせてくれました。

確かに、これはぼくも経験から思うところですが、丹波の人って、何か新しいことを始める人がいたとき、「ふーん、やっとるやん」って受け入れてくれるんですよね、どちらかというと。だから、そういう点は、とても寛容。ただ、これはその方とも笑いあっていたのですが、それは必ずしも、応援するってことではなくって、「しゃあないやっちゃ」くらいの、ちょっと苦々しく思っている感じかもしれない。だけど、ここが重要なところだけど、決して排除しようとする方向ではないんです。

ぼくも、どちらかというと突飛なことを思いついて活動してきました。まあ、地域から浮いている面は否定できない。人見知りなので、愛想が良い方じゃなく、うさんくさいって思われたりもします。つきあいが悪くて、ごめんなさい。でも、それでも、出て行けってまでは言われない。それはやはり、この地域の文化が持っている度量で、それが、地域に多様性をもたらし、未来への種となる。

足利尊氏幽閉以来の度量ではないかと、その方はおっしゃっていましたが、そう考えると、丹波市は、クリエイティブシティに欠かせない寛容性を、まさに備えているわけで。あらためて、丹波市の可能性に気付かされたことでした。

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